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取手フォーラム

このホームページは、取手市民グループの手による交流と街づくりを自ら考えるために作られた「取手フォーラム」が作成したものです。市政への提言や市民へのアピールなどを行っています。

取手フォーラム2011年事業報告

    取手フォーラム2011年事業報告

               
        2011年1月1日~12月31日

1月例会(第258回)
     日時 2011年1月15日  午後6時~
     場所 キュイジーヌ・アイ
     内容 新年会
2月例会(第259回)振替え例会
     日時 2011年2月19日  午後2時~3時
     場所 取手宿本陣
     内容 「取手宿ひなまつり」
        琵琶演奏 友吉 鶴心
3月例会 東日本大震災により3月例会は中止
4月例会(第260回)総会・例会
     定時総会  2010年度事業報告及び決算書
              2011年度事業計画書
     例会  「取手駅西口北部開発構想策」報告書
5月例会(第261回)
     日時 2011年4月29日~5月5日
     場所 小貝川岡堰
     内容 鯉のぼりプロジェクト手伝い
6月例会(第262回)
     日時 2011年6月19日  午後2時時~4時30分
     場所 白山公民館 会議室
     内容 取手駅北部土地利用構想「ウエルネスタウン取手の創造」
             取手市中心市街地整備部 課長 海老原 雅則 氏
7月例会(第263回)
     日時 2011年7月16日  午後6時~
     場所 フィオーレ
     内容 納涼会
9月例会(第264回)
     日時 2011年9月17日  午後2時時~4時30分
     場所 白山公民館 会議室
     内容 取手野外映画祭について、今後の方向性
        ―進化するショート・ショートフィルム
                    担当 島田 忠幸

10月例会(第265回)
     日時 2011年10月15日  午後2時時~4時30分
     場所 白山公民館 会議室
     内容 「流山市安心安全な街づくり」
         アリのワーキング・協働ワーキングによる
         協議会活動について
          協議会座長 久保 悌二郎
11月例会(第266回)
     日時 2011年11月26日  午後2時時~4時30分
     場所 白山公民館 会議室
     内容 取手市の防災と災害について
        ―放射線対策を含む―
          取手市安全安心対策課 課長 江住 晴次 氏

12月例会 2011年は、東日本大震災、福島原発事故、台風12号風水害
      など大きな災害の続いた年となりました。また、会員の森山昌輝  
      さんが、10月31日急逝され惜しむに余りあるものがあり、
      忘年会は行なわず、森山さんを偲び喪に服すことにいたしました。



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取手フォーラム2010年度定期総会

取手フォーラム2010年度定期総会

日時 2010年3月20日午後2時

場所 白山公民館1階会議室
   
  
     定期総会

議案  2009年度事業報告書及び決算書
           
    2010年度事業計画
                

   3月例会(第249回)例 会 

 テーマ 

 『取手駅西口地区開発計画企画提案』入選作の考察、
  及び今後の西口開発の将来像について検討

  取手市人口の考察と将来予測について

  取手フォーラム2009年度事業報告書
  
  2009年1月1日?2009年12月31日

236回例会
   日時 2009年1月24日(土)午後2時?4時30分 
  場所 白山公民館会議室
   内容 取手駅西口北部開発C街区についての提案
237回例会
   日時 2009年2月21日(土)
   場所 「グレシャスクラブ」 鏡さんビル1F  
   内容 
      「取手駅西口北部開発C街区について
       提案のまとめ
      懇親会
238回例会・定期総会
   日時 2009年3月21日午後2時?4時30分
   場所 白山公民館1階会議室
          定時総会  
   議案        平成20年度事業報告書及び決算書
             平成21年度事業計画(案)
             役員改選
         例会  取手駅西口北部開発C街区について」
      取手市長提案書提出報告
239回例会
   日時 2009年4月18日(土)
   場所 白山公民館1階会議室 
   内容
            取手駅C街区提案書ビジュアル化について
            取手駅東西自由通路及び中央改札口について
            小貝川鯉のぼり吹流しについて
240回例会 
      日時 2009年4月29日(水)?5月5日(火)
      場所 小貝川岡堰
      内容 鯉のぼりプロジェクト支援   担当 島田
241回例会
      日時 2009年6月20日(土)午後2時?4時30分
      場所 白山公民館1階会議室 
      内容
         「取手駅C街区提案書その後について」
              取手市中心市街地整備課
                     課長 海老原 雅則氏
242回例会
      日時 2009年7月18日(土) 午後5時?
      場所 取手とうきゆう7階 中華レストラン「香港ダイナ」
      内容 取手フォーラム納涼会
243回例会
      日時 2009年9月19日(土)午後2時?4時30分
      場所 白山公民館1階会議室
      内容 
        『緊急!取手西口地区まちづくり企画提案公募について』
244回例会
      日時 2009年10月24日(土)午前10時?12時
      場所 白山公民館1階会議室
      内容 「越後妻有 大芸術祭と地域おこしについて」
                   会員   島田忠幸
245回例会
      日時 2009年11月14日(土)  
      場所 我孫子東口駅前「けやきプラザ」
      内容 コミュニケーションプラザ「けやきプラザ」の視察
         研修後、提言書の検討会
246回例会
      日時 2009年12月26日(土)午後2時?4時30分
     場所 白山公民館 会議室
     内容 「取手駅西口北部開発計画の街づくり公募」
         について最終打ち合わせ
  
              取 手 フ ォ ー ラ ム 決 算 報 告 書

  会 員 各 位   殿       平成21年 12月 31日

           以下の通り ご報告申し上げます

会計   竹内 孝明

収  支  報  告

        【平成 21年 1月 1日 ? 12月 31日】
収 入 の 部     

前期繰越金   140,272      

年会費・19名  95,000     

 入会金       0

受取利息(普通預金) 42
【 合 計 】   235,314  
支 出 の 部

新年会補助        11,260
懇親会補助         6,500
ホームページ費用     0

 

次期繰越金        217,554
【 合 計 】   235,314




         貸  借  対  照  表

     【平成 21年 12月 31日】
資 産 の 部

現 金 160,168
普通預金 57,386

【  計  }217,554

資 本 の 部

次期繰越金 217,554

【  計  }217,554


上記決算報告について 帳簿・証票類と突合の結果、
妥当なものであると認めます。
    平成 22年 3月 14日
         (監査人)
          大江 峰明

   
2010年度 取手フォーラム事業計画書
                  
          2010年1月1日?12月31日

1  取手市及びその周辺のまちづくりについての研究

2. 取手市人口推移(少子高齢化問題)についての研究

3.  市民公開講座・シンポジューム等の開催、

4  市民との交流を図り協働してまちづくりのプランを策定。  

5  ホームページの有効活用

6  年間例会の中で、移動例会・視察研修会を実施。

7  会員の親睦及び会員募集。

以上


















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「取手宿ひなまつり」のご案内

     『取手宿ひなまつり』開催のご案内

     結ぶ・織る・紡ぐ・縫う・包む・・・
      人と人と・心と心がつながって、
      お雛さまで始まる春いちばん
    取手のおもてなしは心のこもった「ようこそ」
     

  ● 場  所  取手市内特設会場 及び 各商店

  ● 期  間  2010年2月11日(木・祝)?3月3日(水)
                      10:00?16:00

  
つるし飾り・お雛様展示

日   時 2010年  2月11日(木・祝)?3月3日(水)  10:00?16:00
場   所 取手市商工会館前 田丸屋呉服店内(ふくろう雛1205展示)
        市内特設会場及び各商店 108箇所につるし飾り展示
         商工会ロビー
 
 取手駅ギャラリーロード・藤代駅ギャラリー
 取手駅東西改札口
 取手市役所正面ロビー
 
商工会でつるし飾り材料・手作り品・地元物産販売・本陣ビルで手作り小物販売
長谷ギャラリー・山崎ビルで1個100円にてつるし飾り製作指導販売


「取手宿ひなまつり」オープニングひなパレード
   
    日   時 2010年 2月11日(木・祝)  10:30?12:00
    場   所 JR取手駅東口駅前広場(芝生)?八坂神社

お内裏様・お雛様を乗せた山車を先頭に 幼稚園児208名による
ひなパレード・坂東太鼓


「取手宿ひなまつり縁日」
       
 伝統文化とアートを楽しむ 取手のまちあそび

日   時  2010年  2月20日(土)?21日(日)  10:00?16:00
場   所  第一会場 大師通り歩行者天国、東口商店街、本陣通り商店街、
           第二会場 白山商店街 白山商店会駐車場
  
第三会場 キリンビアパーク取手 & 藤代ギャラリー

*2/20・21 巡回シャトルバスが運行10:00?16:00 (どこでも乗り降り自由)

コース? 取手駅東口→商工会前→本陣前→小森印刷前→ヤオコー交差点→
     マスダ前→チューリップ幼稚園前→四谷橋→白山商店街→競輪場入口
     →国道294号線→国道6号線→取手駅西口→取手駅東口
コース? 取手駅東口→商工会前→本陣前→小森印刷前→ヤオコー交差点→
     ケーヨーD2→東日本ガス→藤代ギャラリー(川口自動車)→酒詰交差点
     →キリンビアパーク取手→国道6号線→取手駅西口→取手駅東口

《 第一会場 》 大師通り歩行者天国 

*お大師様縁日

       屋台村模擬店、地元物産・手づくり作品販売、軽トラ野菜市、
       餅つきコーナー、キッズ「輪投げでビンゴ」コーナー、
          
*アートバザール
        ワークショップ屋台、おえかきスケッチラリー、
        アートマーケット&アートパフォーマンス、商店コラボ屋台
          
*「駄菓子屋よいこ」前で販売
        お赤飯、おでん、惣菜、アンパン、アクセサリー、布わらじ他

*ポストカードラリー&着ぐるみ
        百のれん「ポストカード」プレゼント、けいりん「バンクくん」

*ジャズバンド演奏 Swing80(20日 13:00 取手駅東口広場)
          
*こども十二単衣撮影会(東口いきいきプラザ)

       *長禅寺 階段を利用し「さをり織りアート」展示
         
《 第二会場 》
       
      白山商店街つるし飾り展示 
      白山商店会駐車場 (お好み焼き・おでん販売、小物セール) 

《 第三会場 》
 
       キリンビアパーク取手ホール(つるし飾り展示と工場見学)

       藤代ギャラリー      (つるし飾り展示とお茶接待)

《 取手本陣の催し 》
       
      ?2月13日(土)・14日(日) 10:00?15:30
         人間国宝 鹿児島寿蔵、平田郷陽の人形展

      ?2月20日(土)1回11:00? 2回14:00?
         雅楽演奏会 芸大生

      ?2月21日(日)1回11:00? 2回14:00?
         お琴演奏会 生田流・海方雅楽玉他


            
「取手宿ひなまつりフォトコンテスト」〔写真展〕  

    日   時  2010年  3月3日(水)  10:00?16:00
    場   所  取手市商工会館3F研修室(女性部による甘酒接待)

 *フォトコンテスト参加要項は「ピン歩気」0297-74-3595まで

   取手宿ひなまつりHP   http://toride-hina.com    

                   《問合せ先》 取手宿ひなまつり実行委員会                                商工会・中島 0297-73-1365
                  田中     090-1792-1851
                  小沼     090-7249-171

    *雨天の場合・・ひなパレードは中止・福祉会館にてオープニングセレモニー実施
            縁日は荒天中止・小雨決行

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取手駅西口地区開発計画まちづくり企画提案(本編)

『取手駅西口地区開発計まちづくり企画提案』  
 
取手フォーラム

取手駅西口に限らず東口を含め駅前周辺は、全国どこにでも見られるような中心市街地の空洞化の現象が急激に進行しつつあります。平成17年つくばエクスプレスが開通し常総線取手駅の乗降客が激減し、また国道294号線やふれあい道路沿線には複合大型店・ロードサイド型専門店や外食系レストランが進出し、消費者は郊外へと購買を求めるようになってまいりました。ますます取手駅前周辺は活気に乏しく夜は薄暗く衰退の一途を辿っております。さらに、商業施設のみならず公共施設・文化施設や総合病院なども郊外に位置し、ますます中心市街地は人が遠のき、賑やかな場から閑散とした街になりつつあります。都市の郊外化は、現況下において時代の潮流といえども、遠からず次の問題が発生すると予想されます。それは、

?市民の高齢化が進み、車中心のライフスタイルに対応できなくなり郊外に出にくくなる。
?郊外の商業集積がスプロール化し自然や生態系の環境破壊につながる。
?郊外化は、上下水道などインフラ整備に膨大なコストが発生する。

これらの問題に対して、市民はこれからも快適な生活をおくり続けることの出来る街として、取手市も全国的規模で進む少子高齢化のなかで、市民が等しく快適な生活をおくり続ける街として、自動車に頼ることの無い社会を構築することを市民は望んでいると思われます。つまり、交通弱者が安心して過ごせる徒歩や自転車での移動可能な街、「コンパクトシティ」の創造にあります。街のスケールを小さく保ち、人が安心して住みやすく、人が集まりやすく、健やかに過ごせる、そして素晴らしい文化芸術が享受できる空間、これらを満たすコンセプトの街づくりが想定されます。駅前は、交通の拠点であり人々が集散する場でもありますが、その利点を上手に利用したコンパクトシティ構想の街づくりを展開することにあります。ただし、そこには人々が行き交う、心と心が通じ合うコミュニティづくりが必須とされ、コミュニティのコアが必要となります。取手駅西口街区のまちづくりには、中心市街地のコミュニティづくりの概念を十分考慮する必要があります。

今回、取手駅西口地区の開発計画にあたり、取手市全体の街づくりをイメージしてから段階的に取手駅西口開発に収斂してゆく方法をとりました。

取手市全体

取手市は、古くは水戸街道の宿場町として栄え茨城の玄関口にあたり東京・成田・つくばのトライアルグルの中心地に位置し、交通の要所であり利根川と小貝川とに囲まれた自然環境や郷土歴史に恵まれた田園都市です。今後、取手市は、テーマとしての「取手らしさの再創」について、水戸街道取手宿の良好なイメージを保ちながら魅力に満ち均整のとれた都市を目指さなければなりません。それには、東側地区の伝統と歴史を十分活用した「まちづくり」と西口地区のダイナミックな街の創造が重要な位置づけとなってまいります。

取手の良好なイメージ        

?利根川と小貝川に囲まれた田園都市 ?丘陵地帯の斜面林の緑 ?町家の家並
?芸術のまち(東京芸大取手校・TAP・駅前オブジェ) ?医療機関(2つの総合病院)?教育機関(大学1校県立高校4校・私立中高校2校)   

取手市と中心市街地地区の問題点

?人口の減少 ?少子高齢化 ?商業の衰退 ?中心市街地の空洞化
?市民活動のための施設(身近な市民コミュニティセンタンー・市民コンベンションホール)?芸術文化のための施設?保育園児受け入れ施設間の歪み

(対策)
取手市は、大都市東京を職場とする人々の職住分離型のベッドタウンとして、公団及び民間住宅団地が田園地帯や常総丘陵地帯に広がり郊外都市の位置付けにあり、一時は人口急増地域でありました。しかし、現在では民間宅地開発も止まり既存住民の高齢化が進み人口減少の一途を辿り所謂「郊外問題都市」と言われるようになりました。高齢者が安心して快適に暮らせる環境の場を提供できる都市、また一方では、若い子供のいる所帯のための保育園・幼稚園の十分な受け入れ施設や小児科のある病院、完備された教育施設など、これらの諸要件を満たす都市を構築することにあります。しかしながら、若い夫婦でも低所得の層が増えつつある今日、子育てをしてゆくうえで十分な恵まれた居住環境を得られない状態が現状であります。そこで、子育て世帯等へ高齢者の所有する広い戸建ての住宅を賃貸することにより、安価な家賃で良好な教育環境を提供できる方法があります。それは、「高齢者の住み替え支援制度」等の運用です。高齢者は高齢期の生活に適した住宅を交通の便の良い駅前等の賃貸マンションに住居を移し、借り上げ主体となる中間法人が高齢者世帯の家賃の一部保証を基金が代替する国の制度があります。これら高齢者と若年世帯の定住化を進めるうえで、交通の利便性と都市機能が集中した駅前が拠点として重要な位置付けとなってまいりました。






取手駅東口地区  

   
(問題点)

?中心市街地の空洞化 ?商業の衰退 ?歴史的資産の活用?観光事業の振興
商業の衰退・中心市街地の空洞化については、東口側では、深刻な問題になっており、早急にその対策が叫ばれております。特にカタクラショッピングプラザの閉鎖により、商業の核が消滅し跡地利用の無いまま空き地になっており、夜間は駅前というのに閑散として照明が少なく防犯上も厳しい環境にあります。また、東口駅前に面する商業ビルは1階部分については店舗として利用されておりますが、2階以上の利用状況が悪く駅前としての活気が失われています。商店街としては、長禅寺下の大師通り商店街は商店が乏しく小規模な飲食店が大半を占めており、最近では閉店する飲食店も目だって増えてきました。                 
    
(対策)
取手市ではまちづくり振興部の新設により商業の再生に力を入れることになり、中心市街地に位置する従来の大師通り商店会が解散し、未成立の駅前通りと本町通りの商店群を統合し、「取手駅東口商店会」を昨年度末、設立いたしました。取手駅東口商店会では、今年度事業として中小企業庁による地域商店街活性化事業補助金の申請をしたところ、承認され総事業費の2/3が国補助金として受けられることになり、取手市商工会が中心とする「取手宿ひな祭り」と「とりで百暖簾会」ともに、とりでアートバザール・アートクーポンを実施すされることになりました。これらの商店街活性化事業は、まさに取手の歴史的・伝統的魅力を十分引き出し「取手らしさの再創」のテーマに則した一つの事業とも言えましょう。今後、取手駅東口を中心とする商業者と市民とのコラボレーションとして、まちづくりイベントが数多く開催され、街に活気と潤いを呼び戻す可能性が目に見えて高まってまいりました。さらに、観光事業の振興に結びつく新事業として、「利根川舟運事業」「JR駅からハイキング」「とりで歴史探訪ぶらり旅」など上げられます。
      
      


取手駅西口地区 
   
  
(現 況)
この街区は、昭和60年取手市西口再開発事業の「取手とうきゅう」と開発事業計画外の旧街区で成り立っており、道路や市道が狭隘化し交通の妨げになっております。西口全体の街づくりから重要な位置にありながら、出来れば各街区との整合性を取り早急に事業計画及び事業決定させたい地区であります。
 
(問題点)
?取手駅西口前は、ターミナル広場が狭く交通に障害をきたしております。
?平成22年「取手とうきゅう」の撤退により中心市街地の空洞化は深刻な問題となります。

(対策)
取手駅西口再開発事業は、遡ること昭和60年に一部完成したものであり、今日の交通事情からみて開発の見直しは必須となっております。従って、A街区の駅前交通ターミナルを拡充し、人に優しいユニバーサルディザインの歩道及びペデストリアンデッキ等を構築することにあります。また、取手駅西口再開発ビル(取手とうきゅう)の今後の運用は、公的機関(市役所部分移転)への転用案が一部市井より出ておりますが、従来の商業施設をフル運用し、安価な賃貸料にて家電専門店のようなカテゴリーキラーに一括貸与する方法が消費者にとって好ましいと思われます。

以上、取手市全体、東口地区、西口地区それぞれ現況と問題点及び対策等述べましたが、
論旨をさらに収斂し、取手駅西口地区まちづくりに集約してみました。

本企画提言公募のテーマ「取手らしさの再創」について論述するには、「取手らしさ」とは何かと問わなくてはなりません。市全体の良いイメージでも述べたように、取手の特性とは、利根川に面した宿場町の名残の残る商家の家並・八坂神社の祇園祭・昔から伝わる民間行事・利根川の花火などなど枚挙にいとまはありませんが、近年では、東京芸術大学取手校地開校により芸術に関する作品・構築物及び催事が目立つようになり、アートが取手の名物になりつつあります。昨年で第11回「アートプロジェクト」は内外からも注目を浴び素晴らしい発展と実績を遂げている一例であります。
本旨の「取手らしさの再創」にならって西口地区開発を考察いたしますと、旧来の取手の伝統文化を主題にするよりも、近年目覚しい進化を成し遂げている芸術文化をテーマに地区開発を進めるのが肝要かと思われます。

中心テーマに準じて街区ごとにサブテーマを設定し、企画提案を致しました。

 A街区       テーマ  『出会いとふれあいのボン・マルシェ』

この街区は、B街区との導入部にあたり商業街区としてテナントミックスによる魅力あるゾーニングされ集約された商業ビルが最適であると思われます。商業ビルは2棟建で取手駅よりペデストリアンデッキを通りB街区の施設まで行くコンコースの両側に建てます。2棟建ビルの間はクリヤーなループで結ばれ3階部分に設置され、自然採光を取りいれます。また、エントランスはドーム型ステンドクラス風屋根を取り付け商業ビルのエンブレムとします。1階から3階まで通路は吹き抜けとし、1階に小庭園を設け竹林などの植物の先端が3階部分まで届くようにします。エントランス部分のフロアーは円形の吹き抜けとし、ドームからの採光が1階まで届くような設計にします。吹き抜け部分の平面図はまさに「鍵穴の形状」と同じ形になります。テナントミックスは、フードマーケット、レストラン、カフェ、ファッション、ホビー、シティホテルなどで構成し現代のニーズに答えた商業施設が望ましいと思います。ビルについて、2棟建てで、駅より「A1棟」は、1F?3Fテナントフロア及び3Fの一部ホテルエントランス・4F?10Fシティホテル客室で構成し、奥の「A2棟」は、1F?3Fテナント・4Fオフィス・5F?15F高規格マンションとして運用致します。駐車場は2棟建(A1棟・A2棟)地下I階2階に設け、D街区駐車棟(5階建て)2階とA2棟ビル3階と連絡橋で結びにそれぞれ配置します。ビル内の照明はLEDを採用し、屋上に太陽光発電パネルを設置し省エネに取り組みCO2の排出量削減に先んじます。
                    
 
B街区
 
(1案) テーマ 『ゆとりとアートの空間』  

この街区は、文化施設を目的とする利用が定められており、その利用は、市民が渇望しているまた当市として不足している文化施設を建設することが望ましいと思われます。各街区との関連からB街区の最適な活用を考察した場合、A街区の商業施設との相乗効果から、マグネットとしての機能を有したエリアとして位置づけ、集客性の高い利用率の良い施設が考えられます。 B街区の5400?の限られたスペースで考えられるのは、高規格の文化施設に他ならないと考察されます。それは、取手という個性ある「取手らしい再創」のテーマの如く、歴史と芸術の表現できる空間にあります。最も今市民が望んでいるのは、人々が集まる場所として「コンベンションホール」、次に芸術や古典芸能を表現できる場として「音楽ホール」、また在住するアーティストや著名作家の作品が観賞できる「ギャラリー」など、質の高い芸術や芸能を求めて、利用者が取手市内外からも利便性の良い駅前に集まってくると想定されます。施設につきましては、「音響可変システム」の活用や「座席移動システム」の導入により、各々に質の高い利用を容易にし、また大中小様々なニーズにも対応可能となります。また、施設のエントランスはA街区からのコンコースと同レベルで結ばれ、施設2FとC街区C棟4Fとブリッジで繋ぎ、全ての街区施設と行き交うことが出来るようにします。そして、施設後方の県道348号線との三角地帯にポケットパークを設け、さらに施設1階(西口広場から2階位置)と地下3階まで駐車場を設備し利用性を高めます。
      



   
 
(2案) テーマ 『歴史とゆとりの空間』  

4年前に取手アートプロジェクトが、取り壊し前の学生寮・原っぱと斜面を利用して市民アートフェスタを行なった経緯があります。現状は、学生寮時代の玄関前坂道の石垣と大きな桜の木が残っており、区画整理事業から出た残土の丘になっております。過去から現在にかけて、「原っぱ」「広場」というキーワードから、広場を含めた文化的施設の構築を提案いたします。日本では一般的に広場は主に公園、緑地公園、駅前広場など公共空地として使われておりましたが、これからの広場は、市民の憩いと交流の場、芸術やスポーツの表現の場、フリーマーケットなどの自由市場などの空間を最大限利用した広場として捉えなければなりません。土地利用等を勘案し、都市の象徴又は記念の目的に供する場所あるいは都市景観の向上に著しい効果が認められる場所と位置づけた場合、次の3つのパターンが考えられます。

?取手という名の発祥の地として大鹿太郎左衛門の砦を象徴する広場を含めた施設
例えば、櫓を組んだ砦と館  
?以前の「芸術の杜」構想ではなく、アートのシンボリックな造形物がある緑地広場 
? ギリシャのアクロポリスのような野外音楽堂のある古代ヨーロッパ型広場
                                                                                                 
また、広場の周りには、上記に関連したショップ・アトリエ・ギャラリー・など商業施設を配置する。
 
B街区においては、施設として低層建物が構築されるため、他の街区に容積率の振替が可能である。また、他の地区の天空率緩和にもつながる。

C街区      

テーマ 『市民が行きかう・あんしんコミュニティプラザ』  

市民の利便性・市民交流・市民の健康福祉・高齢者の住居を追求した拠点施設
?市民の交流と市民が気軽に集うことが出来る場
?行政サービスが簡便に受けられる場
?職住接近・職住一体化のなかで子供を安心して預けられる場
?市民の健康と医療を最初に支えてくれる場
?高齢者の居住について利便性を配慮できる場
これらを満たすことの出来る駅直結の建造物を想定。

具体的な施設        

市民交流プラザ

文化サークルや市民サークルなどの市民が、気軽に利用できる会議室・研修室
フリースペースなどを借りられる施設。市民交流共同事務所(共同利用印刷機・パソコン等)。
 
公的サービス機関

パスポート発給所(申請受付と交付を扱っている「常設窓口」、交付については土曜日も可)取手市役所駅前支所、水戸地方法務局取手駅前出張所、臨時市民相談所(税務相談・青少年相談・労働問題相談・金融問題相談・消費者問題相談等)
子育て支援施設(駅前保育ステーション)
病後児保育.・休日保育・一時保育の 駅前保育ステーション及び送迎保育ステーション、
送迎保育ステーションは、 保護者の通勤時間等と調整が容易ではない等の理由により、保育ステーションで保育児を預かり各保育所へ安全に送迎する機能を有します。また、専門家による育児相談も行ないます。
   


市内総合病院分院クリニック

クリニックは、外来専門施設として従来の総合病院から利便性の良い駅前に開設し、家庭医療を中心に診療する病院と位置づけ、内科疾患を主に初診外来や慢性疾患の継続的な診療を行います。専門診療、検査などは市内総合病院と綿密に連携を取り患者に対して十分な医療を行なうことが出来るようにします。
  
高齢者住み替えサポートセンター

高齢者の住宅の空き家等が発生した場合、借り上げ主体が高齢者世帯に保証している家賃のうち通常の保証により担保されるものを越える部分を基金が保証、そのための情報交換・コンサルタント・税務対策等のサポートセンター

介護予防トレーニングセンター

高齢者向けの介護予防のためのトレーニングセンター、及び高齢者のために運動指導を支援するトレーニング機器を完備するセンター
      
高齢者専用賃貸マンション

前述したとおり、高齢者の高齢期の生活に適した住宅を交通の便の良い駅前等の賃貸マンションに住居を移し快適な生活をおくる方法として、高齢者の住み替え支援制度があります。一部これらを利用して国・県の補助を受けながら入居できる高齢者専用賃貸マンションをビルの中層部分部に設置します。建て様は高齢者仕様設備とし全館バリヤフリー化致します。

ビル建物の内容(1F?5F)

1F  サブ玄関 駐車場 保育児送迎用バス発着所 
2F   駐車場
3F   デッキよりのメイン玄関 ペデストリヤンデッキとの連絡橋(屋根付き)
    白山前(348号線道路側)サブ玄関 パスポート発給所・取手市役所駅前支所・水戸地方法務局取手駅前出張
    高齢者住み替えサポートセンター
4F   市民交流プラザ・会議室・研修室・フリースペース・市民交流共同事務所
       介護予防トレーニングセンター・B街区文化施設棟とブリッジで結ぶ
5F   子育て支援センター(駅前保育ステーション)病後児保育所、
    総合病院クリニック メディカル関係
    6F?15F 高齢者及び一般賃貸マンション(高齢者住み替えサポートセンターと連携)
     屋上には、太陽光発電パネルを設置し効率よいエネルギー対策を推進。        

建築物の効率化
 
各街区の建築物の効率化を図るため、現在の容積率500%から都市開発法や建築基準法等の緩和制度を運用して容積率を800%にレベルアップいたします。
計画実施にあたって
 
今回、計画実施にあたっては、当該地区に再開発組合を組織して行なう方法・新会社設立して行なう方法や都市再生機構の下部会社に一括売却して行なう方法がありますが、いずれにしても茨城県・取手市・当該地区地権者の合意が得られなければならないことを要件と致します。
 
 A街区について、定期借地権及び借家権を活用した事業または、大手ディベロッパーによる開発・管理運営
 B街区について、取手市施行・管理運営または、県との共同開発・管理運営
 C街区について、都市再生機構の下部会社の開発・管理運営、一部を取手市・茨城県が賃借する。
 地区開発及び建設の補助金につきましては、まちづくり交付金制度(国土交通省所管補助金)・高齢者向け優良賃貸 住宅の供給推進プログラム等の運用があります。

以上提案といたします。




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取手駅西口街区街づくり企画提案概要書

           『取手駅西口街区まちづくり企画提案概要書』     取手フォーラム

取手駅西口に限らず東口を含め駅前周辺は、全国どこにでも見られるような中心市街地の空洞化の現象が急激に進行しつつあります。平成17年つくばエクスプレスが開通し常総線取手駅の乗降客が激減し、また国道294号線やふれあい道路沿線には複合大型店・ロードサイド型専門店や外食系レストランが進出し、消費者は郊外へと購買を求めるようになってまいりました。ますます取手駅前周辺は活気に乏しく夜は薄暗く衰退の一途を辿っております。さらに、商業施設のみならず公共施設・文化施設や総合病院なども郊外に位置し、ますます中心市街地は人が遠のき、賑やかな場から閑散とした街になりつつあります。取手市も全国的規模で進む少子高齢化のなかで、市民が等しく快適な生活をおくり続ける街として、自動車に頼ることの無い社会を構築することを市民は望んでいると思われます。つまり、交通弱者が安心して過ごせる徒歩や自転車での移動可能な街、「コンパクトシティ」の創造にあります。街のスケールを小さく保ち、人が安心して住みやすく、人が集まりやすく、健やかに過ごせる、そして素晴らしい文化芸術が享受できる空間、これらを満たすコンセプトの街づくりが想定されます。駅前は、交通の拠点であり人々が集散する場でもありますが、その利点を上手に利用したコンパクトシティ構想の街づくりを展開することにあります。ただし、そこには人々が行き交う、心と心が通じ合うコミュニティづくりが必須とされ、コミュニティのコアが必要となります。取手駅西口街区のまちづくりには、中心市街地のコミュニティづくりの概念を十分考慮する必要があります。

取手市は、大都市東京を職場とする人々の職住分離型のベッドタウンとして、公団及び民間住宅団地が田園地帯や常総丘陵地帯に広がり郊外都市の位置付けにあり、一時は人口急増地域でありました。しかし、現在では民間宅地開発も止まり住民の高齢化が進み人口減少の一途を辿り所謂「郊外問題都市」と言われるようになりました。高齢者が安心して快適に暮らせる環境の場を提供できる都市、また一方では、子供のいる若い所帯のための保育園・幼稚園の十分な受け入れ施設や小児科のある病院、完備された教育施設など、これらの諸要件を満たす都市を構築することにあります。しかしながら、若い夫婦でも低所得の層が増えつつある今日、子育てをしてゆくうえで十分な恵まれた居住環境を得らない状態が現状であります。そこで、子育て世帯等へ高齢者の所有する広い戸建ての住宅を賃貸することにより、安価な家賃で良好な教育環境を提供できる方法があります。それは、「高齢者の住み替え支援制度」等の運用です。高齢者は高齢期の生活に適した住宅を交通の便の良い駅前等の賃貸マンションに住居を移し、借り上げ主体となる中間法人が高齢者世帯の家賃の一部保証を基金が代替する国の制度があります。これら高齢者と若年世帯の定住化を進めるうえで、交通の利便性と都市機能が集中した駅前が拠点として重要な位置付けとなってまいりました。したがって、取手駅西口駅前開発は、前述のとおりの要件を満たすための諸条件を勘案する計画が必要となってまいりました。    

 A街区       テーマ  『出会いとふれあいのボン・マルシェ』
この街区は、取手市西口再開発事業区域(取手とうきゅう)と開発事業計画外の旧街区で成り立っており、特に旧態に建てられた商業ビルが乱立しており、道路や市道が狭隘化し交通の妨げになっております。西口全体の街づくりから重要な位置にあり、出来れば各街区との整合性を取りながら早急に事業計画及び事業決定させたい地区であります。この街区は、B街区との導入部にあたり商業街区としてテナントミックスによる魅力あるゾーニングされ集約された商業ビルが最適であると思われます。商業ビルは2棟建で取手駅よりペデストリヤンデッキを通りB街区の施設まで行くコンコースの両側に建てます。2棟建ビルの3階部分にクリヤーなルーフで、自然採光を取りいれます。また、エントランスはドーム型ステンドクラス風屋根を取り付け商業ビルのエンブレムとします。1階から3階まで通路は吹き抜けとし、1階に小庭園を設け竹林などの植物の先端が3階部分まで届くようにします。エントランス部分のフロアーは円形の吹き抜けとし、ドームからの採光が1階まで届くような設計にします。吹き抜け部分の平面図はまさに「鍵穴の形状」と同じ形になります。テナントミックスは、フードマーケット、レストラン、カフェ、ファッション、ホビー、シティホテルなどで構成し現代のニーズに答えた商業施設が望ましいと思います。ビルについて、2棟建てで、駅より「A1棟」は、1F?3Fテナント及び3Fの一部ホテルエントランス・4F?10Fシティホテル客室で構成し、奥の「A2棟」は、1F?3Fテナント・4Fオフィス・5F?15F高規格マンションとして運用致します。駐車場は2棟建(A1棟・A2棟)地下I階2階に設け、D街区駐車棟(5階建て)2階とA2棟ビル3階と連絡橋で結びそれぞれに配置します。ビル内の照明はLEDを採用し、屋上に太陽光発電パネルを設置し省エネに取り組みCO2の排出量削減に先んじます。            
 
 B街区  
(1案) テーマ 『ゆとりとアートの空間』  
この街区は、文化施設を目的とする利用が定められており、その利用は、市民が渇望しているまた当市として不足している文化施設を建設することが望ましいと思われます。 各街区との関連からB街区の最適な活用を考察した場合、A街区の商業施設との相乗効果から、マグネットとしての機能を有したエリアとして位置づけ、集客性の高い利用率の良い施設が考えられます。 B街区の5400?の限られたスペースで考えられるのは、高規格の文化施設に他ならないと考察されます。それは、取手という個性ある「取手らしい再創」のテーマの如く、歴史と芸術の表現できる空間にあります。最も今市民が望んでいるのは、人々が集まる場所として「コンベンションホール」、次に芸術や古典芸能を表現できる場として「音楽ホール」、また在住するアーティストや著名作家の作品が観賞できる「ギャラリー」など、質の高い芸術や芸能を求めて、利用者が取手市内外からも利便性の良い駅前に集まってくると想定されます。施設につきましては、「音響可変システム」の活用や「座席移動システム」の導入により、各々に質の高い利用を容易にし、また大中小様々なニーズにも対応可能となります。また、施設のエントランスはA街区からのコンコースと同レベルで結ばれ、施設2FとC街区C棟4Fとブリッジで繋ぎ、全ての街区施設と行き交うことが出来るようにします。そして、施設後方の県道348号線との三角地帯にポケットパークを設け、さらに施設1階(西口広場から2階位置)と地下3階まで駐車場を設備し利用性を高めます。
(2案) テーマ 『歴史とゆとりの空間』  
4年前に取手アートプロジェクトが、取り壊し前の学生寮・原っぱと斜面を利用して市民アートフェスタを行なった経緯があります。現状は、学生寮時代の玄関前坂道の石垣と大きな桜の木が残っており、区画整理事業から出た残土の丘になっております。過去から現在にかけて、「原っぱ」「広場」というキーワードから、広場を含めた文化的施設の構築を提案いたします。日本では一般的に広場は主に公園、緑地公園、駅前広場など公共空地として使われておりましたが、これからの広場は、市民の憩いと交流の場、芸術やスポーツの表現の場、フリーマーケットなどの自由市場などの空間を最大限利用した広場として捉えなければなりません。土地利用等を勘案し、都市の象徴又は記念の目的に供する場所あるいは都市景観の向上に著しい効果が認められる場所と位置づけた場合、次の3つのパターンが考えられます。
? 取手という名の発祥の地として大鹿太郎左衛門の砦を象徴する広場を含めた施設
例えば、櫓を組んだ砦と館  
? 以前の「芸術の杜」構想ではなく、アートのシンボリックな造形物がある緑地広場 
? ギリシャのアクロポリスのような野外音楽堂のある古代ヨーロッパ型広場
 
 C街区    テーマ『市民が行きかう・あんしんコミュニティプラザ』                                                                                                          
市民の利便性・市民交流・市民の健康福祉・高齢者の住居を追求した拠点施設
        ?市民の交流と市民が気軽に集うことが出来る場
?行政サービスが簡便に受けられる場
?職住接近・職住一体化のなかで子供を安心して預けられる場
?市民の健康と医療を最初に支えてくれる場
?高齢者の居住について利便性を配慮できる場
これらを満たすことの出来る駅直結の建造物を想定。
具体的な施設        
市民交流プラザ
文化サークルや市民サークルなどの市民が、気軽に利用できる会議室・研修室
    フリースペースなどを借りられる施設。市民交流共同事務所(共同利用印刷機・パソコン等)。
公的サービス機関
パスポート発給所(申請受付と交付を扱っている「常設窓口」、交付については土曜日も可)
取手市役所駅前支所、水戸地方法務局取手駅前出張所、臨時市民相談所(税務相談・青少年相談・労働問題相談・金融問題相談・消費者問題相談等)
子育て支援施設(駅前保育ステーション)
病後児保育.・休日保育・一時保育の 駅前保育ステーション及び送迎保育ステーション、
送迎保育ステーションは、 保護者の通勤時間等と調整が容易ではない等の理由により、保育ステーションで保育児を預かり各保育所へ安全に送迎する機能を有します。また、専門家による育児相談も行ないます。
市内総合病院分院クリニック
   クリニックは、外来専門施設として従来の総合病院から利便性の良い駅前に開設し、家庭医療を中心に診療する病院と位置づけ、内科疾患を主に初診外来や慢性疾患の継続的な診療を行います。専門診療、検査などは市内総合病院と綿密に連携を取り患者に対して十分な医療を行なうことが出来るようにします。
高齢者住み替えサポートセンター
高齢者の住宅の空き家等が発生した場合、借り上げ主体が高齢者世帯に保証している家賃のうち通常の保証により担保されるものを越える部分を基金が保証、そのための情報交換・コンサルタント・税務対策等のサポートセンター
介護予防トレーニングセンター
高齢者向けの介護予防のためのトレーニングセンター、及び高齢者のために運動指導を支援するトレーニング機器を完備するセンター
高齢者専用賃貸マンション
    前述したとおり、高齢者の高齢期の生活に適した住宅を交通の便の良い駅前等の賃貸マンションに住居を移し快適な生活をおくる方法として、高齢者の住み替え支援制度があります。一部これらを利用して国・県の補助を受けながら入居できる高齢者専用賃貸マンションをビルの中層部分部に設置します。建て様は高齢者仕様設備とし全館バリヤフリー化致します。
ビル建物の内容(1F?5F)
1F サブ玄関 駐車場 保育児送迎用バス発着所  2F  駐車場
3F  デッキよりのメイン玄関 ペデストリヤンデッキとの連絡橋(屋根付き)
      白山前(348号線道路側)サブ玄関 パスポート発給所・取手市役所駅前支所・水戸地方法務局取手駅前出張所・高齢者住み替えサポートセンター
4F  市民交流プラザ・会議室・研修室・フリースペース・市民交流共同事務所
       介護予防トレーニングセンター・B街区文化施設棟とブリッジで結ぶ
5F  子育て支援センター(駅前保育ステーション)病後児保育所、
総合病院クリニック メディカル関係
    6F?15F 高齢者及び一般賃貸マンション(高齢者住み替えサポートセンターと連携)
     屋上には、太陽光発電パネルを設置し効率よいエネルギー対策を推進。        
建築物の効率化
各街区の建築物の効率化を図るため、現在の容積率500%から都市開発法や建築基準法等の緩和制度を運用して容積率を800%にレベルアップいたします。
計画実施にあたって
    今回、計画実施にあたっては、当該地区に再開発組合を組織して行なう方法・新会社設立して行なう方法や都市再生機構の下部会社に一括売却して行なう方法がありますが、いずれにしても茨城県・取手市・当該地区地権者の合意が得られなければならないことを要件と致します。
   A街区について、定期借地権及び借家権を活用した事業または、大手ディベロッパーによる開発・管理運営
   B街区について、取手市施行・管理運営または、県との共同開発・管理運営
   C街区について、都市再生機構の下部会社の開発・管理運営、一部を取手市・茨城県が賃借する。
地区開発及び建設の補助金につきましては、まちづくり交付金制度(国土交通省所管補助金)・高齢者向け優良賃貸住宅の供給推進プログラム等の運用があります。
以上提案といたします。

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